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図78. 手のブロック形態

手の甲にまたがる骨とけんは表面に近く、手のひらや、手のひら側の指もふくらんだ形をしています。そういったふくらみを理解しやすくするために、ふくらみをブロック分けしておきました。親指と小指の付け根の筋肉のふくらみ(母指球と小指球)が他より余分に厚いことに注意してください。それ以外の指の付け根にもふくらみがあり、これらが組み合わさって、手のひらの上部を横切るふくらみになります。指のふくらみは、中の骨をまもっています。これらのふくらみは全てしなやかなので、自動車のしなやかなタイヤが路面をがっしりつかむように、手が対象物をより強固にがっしりとつかめるようになります。手の甲にはふくらみがありませんが、小指側の外のフチのふくらみによって、とくに拳を閉じた状態ならば、ものすごい打撃を受けたとしても手が傷つくことはありません。

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