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図79. 手の比率

つぎに重要なのは、指先と関節のカーブがかった配置です。中指と薬指の2本は、手のひらの中央をたてに通る線の両側に接しています。手の甲から見れば、中指の(※第三関節の)腱は、ちょうど手の長さを半分に分けるような位置にあります。また、親指が他の指と直角に曲がっていることも重要です。親指は主に手のひらの内外で動作しますが、他の指は手のひらに向かって開いたり閉じたりします。指の関節は、手のひら側の指のしわのすぐ上にあります。指の関節同士をつなぐとできるカーブは手の甲ではまっすぐですが、指先に向かうにつれてカーブが深くなっていることに注意してください。

 中指は、手の長さを決める重要な指です。手の甲から見て、中指の先から第三関節までの長さは、手の長さの半分強になります。手のひらの幅は、親指を伸ばしたときの親指先からその付け根までの長さの半分よりわずかに長いです。人差し指は、ちょうど中指の爪に届くくらい。薬指は、人差し指とほぼ同じ長さです。小指の先は、薬指の第一関節にちょうど届きます。

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